上質な大人の空間。
上越の旅をしてきました。
呑みの場で、楽しい旅行計画が上がっては流れて行った今日この頃。
友人の会社補助が3月末まで使えるので利用しないか、とのお声が。
自分的「地獄」が始まる前、1日だけなら休んでもいいだろう。
1泊でも勿体なくないところ。ではどこにする?
・・・そうだ、【ポン酒館】 に行こう!
ということで、越後湯沢に決まりました。(前回 はひとりだったし…)
スキーもしないし、雪でアシもないし、他にすること何もない。
そんなこんなで、今回は 『屋外のことは気にしない旅』 をすることにしました。
(新潟は米どころ♥)
東京駅から、Maxときで出発です。
Maxに乗るのは、はげしく久しぶり。
しかし、E4系Maxシリーズは来年ですべて廃止になっちゃうそうで。
(二階建て新幹線は重くて遅いから)
ある意味、乗りおさめ・・・かな?
旅の前日は、トワイライトエクスプレスのラストラン。(12日)
旅の当日は、北斗星のラストラン。(13日)
旅最終日は、北陸新幹線の開業。(14日)
・・・なんだか、これも歴史の一歩なんだなぁ・・・と
たまーに湧き出てくる鉄分とともに、しんみり。(u_u*
都会の喧噪(通勤ラッシュ)をぬって、越後湯沢駅に到着です。
あれれ・・・道路が乾いている。
思ったほどの寒さもなく、逆にびっくりでした。
まずは、お昼ご飯。へぎそば狙いです。
先に、カニ味噌豆腐と
おすすめのあん肝ポン酢で、一杯。
鶴齢の、冬季限定
しぼりたて & にごり酒 とともに。
こんなに新鮮でおいしいあん肝は初めてかも。
夕食を考えてあっさりと〜♪・・・のつもりが
結果、かなりの飽満感・・・。
*-*-*-*-*-*-*-*
昼食後は、友人が事前に予約してくれていた
新潟の酒 「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」 等で有名な
【白瀧酒造】 の酒造見学です。
ここは、越後湯沢駅から徒歩で行くことができます。立地ヨシ。
見学者向けルートをさらっと回るくらいかと思っていたのですが
帽子、白衣、長靴に履き替え、しっかり消毒を終えてから出発です。
じっくり、実際の作業工程を回ります。本格的!
そのために少人数制(1回5名まで)だったのですね、納得。
(しかも土日祝日は受付しておりません)
※ 細かい工程については、以前
「澤乃井酒造見学」の時に書いた流れと殆ど同じのため端折ります。
(全て撮影OKです)
お米は自家製ではなく、商品ごとにそれぞれ仕入れているそうです。
作業は、ものによってオートメーション型。(もちろん、繊細な部分は手作業です)
洗米の作業も、ボタンひとつで下から二階のタンクに運ばれてきます。
確か、昨年までは手作業で、今年からコンピュータ制御を導入したのだとか。
五百万石の麹(こうじ)。試食でちょっとつまんでみました。
しっかりした歯ごたえで、甘味がありました。
「仕込室」 にて、いくつかの蓋が見える
その下は大きなタンクに繋がっており、お酒が発酵しています。
ちなみに、タンク内は二酸化炭素が充満し酸素濃度が薄く
酸欠(窒息死)に至る可能性があるため
仕込室にはたくさんの窓があるのだそうです。命がけ!
酸素濃度計を近づけてみると、速効、警告ブザーが!!^^;
仕込み室から外へ出ると、巨大なタンクがいくつも見えました。
書かれている数字は、90トン超・・・(澤乃井で見たタンクの10倍以上^^;)
1日2合ずつ呑んでいって・・・300年以上って聞いたかな・・・参りました。
ひととおり回って、最後に出荷工程。
こちらの酒造では、瓶は再利用をせず常に新品を使用しているそうです。
ココから旅立って行くお酒。
どんな人たちのココロを満たしていくのでしょう*^^*
さてさて、お待ちかねの、試飲タイム。
「ショールーム」 という、その名にふさわしいカウンターでいただきます。
(事務所の中だそうですが、きれいでおされーです)
試飲の経験済みイメージだと、1銘柄おちょこ1杯で終了・・・かと思いきや
現在あるお酒全て、いくらでも試飲可能だそうです。
飾り棚の装飾もおされー、特に販売陳列もない感じが潔いです。
(依頼すれば購入はできるみたいです)
上善をはじめ、女性を意識した商品が多い印象でした。
予め 「所要時間は約2時間」 と言われていたのですが
これも納得、の充実したひとときでした。
1日目の行程終了。駅からの送迎で宿に向かいます。
今回のお宿は 【湯元眺望閣 湯 居 間 蔵(ゆいまくら)】
"上質な大人の空間を味わえる" という、贅沢なお宿です。
客室は全5室。全部屋、源泉かけ流し付き客室です。
何しろ "上質な大人の空間" のため、13歳以下お断り。
ここ重要ポイント。
ウワサでは、『お忍び』 利用する方々も
いらっしゃるとか( ̄m ̄*
そんなウワサも納得の佇まいでした。
これからお忍び旅を検討中の方にはオススメしたい!!
ウェルカム時からはじまるおもてなし
普段味わえない贅沢感、満点です。
一番嬉しかったのは、室内に立派なマッサージチェアが♪
女将直筆の俳句和紙を開くと、ゲイジュツ的な前菜が並んでいました。
右はお魚料理。丁寧にひとつひとつ作られているのを感じます。
もち豚の鍋。にんにくと黒胡椒の鍋です。ダシ最高! ぐつぐつ♥
夕食時、食前酒として
湯沢限定の 「うまい助」 をいただきました。
次いで、選んだのは、珍しい海外向けの日本酒。
3種類あり、うち2つは国内でも呑めるそうですが
なかでもシルバーラベルのものは国内では流通していないとのことだったので
「COWBOY YAMAHAI tender」 にしてみました。(1合半ボトル)
・・・がしかし、さきほどの試飲やら盛りだくさんのお料理やらで
かなりお腹もココロも満たされていたため
自分で選んでおいて、少しで 「ゴメンナサイ・・・」 でした。
前菜からデザートまで、全てがゲイジュツ的でした。
重たいお腹をかかえ部屋に戻り、気付けば雪が降っていました。
本風呂タイム。まさに、雪見風呂でした。
温泉で温まっているため、窓を開けても寒さを感じません。
(こんなことやっていると、いつか湿気でカメラ壊すぞー・・・)
雪はだんだんと本降りになってきました。
さて、翌日どうなるか。 <つづく>
呑みの場で、楽しい旅行計画が上がっては流れて行った今日この頃。
友人の会社補助が3月末まで使えるので利用しないか、とのお声が。
自分的「地獄」が始まる前、1日だけなら休んでもいいだろう。
1泊でも勿体なくないところ。ではどこにする?
・・・そうだ、【ポン酒館】 に行こう!
ということで、越後湯沢に決まりました。(前回 はひとりだったし…)
スキーもしないし、雪でアシもないし、他にすること何もない。
そんなこんなで、今回は 『屋外のことは気にしない旅』 をすることにしました。
(新潟は米どころ♥)
東京駅から、Maxときで出発です。
Maxに乗るのは、はげしく久しぶり。
しかし、E4系Maxシリーズは来年ですべて廃止になっちゃうそうで。
(二階建て新幹線は重くて遅いから)
ある意味、乗りおさめ・・・かな?
旅の前日は、トワイライトエクスプレスのラストラン。(12日)
旅の当日は、北斗星のラストラン。(13日)
旅最終日は、北陸新幹線の開業。(14日)
・・・なんだか、これも歴史の一歩なんだなぁ・・・と
たまーに湧き出てくる鉄分とともに、しんみり。(u_u*
都会の喧噪(通勤ラッシュ)をぬって、越後湯沢駅に到着です。
あれれ・・・道路が乾いている。
思ったほどの寒さもなく、逆にびっくりでした。
まずは、お昼ご飯。へぎそば狙いです。
先に、カニ味噌豆腐と
おすすめのあん肝ポン酢で、一杯。
鶴齢の、冬季限定
しぼりたて & にごり酒 とともに。
こんなに新鮮でおいしいあん肝は初めてかも。
夕食を考えてあっさりと〜♪・・・のつもりが
結果、かなりの飽満感・・・。
*-*-*-*-*-*-*-*
昼食後は、友人が事前に予約してくれていた
新潟の酒 「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」 等で有名な
【白瀧酒造】 の酒造見学です。
ここは、越後湯沢駅から徒歩で行くことができます。立地ヨシ。
見学者向けルートをさらっと回るくらいかと思っていたのですが
帽子、白衣、長靴に履き替え、しっかり消毒を終えてから出発です。
じっくり、実際の作業工程を回ります。本格的!
そのために少人数制(1回5名まで)だったのですね、納得。
(しかも土日祝日は受付しておりません)
※ 細かい工程については、以前
「澤乃井酒造見学」の時に書いた流れと殆ど同じのため端折ります。
(全て撮影OKです)
お米は自家製ではなく、商品ごとにそれぞれ仕入れているそうです。
作業は、ものによってオートメーション型。(もちろん、繊細な部分は手作業です)
洗米の作業も、ボタンひとつで下から二階のタンクに運ばれてきます。
確か、昨年までは手作業で、今年からコンピュータ制御を導入したのだとか。
五百万石の麹(こうじ)。試食でちょっとつまんでみました。
しっかりした歯ごたえで、甘味がありました。
「仕込室」 にて、いくつかの蓋が見える
その下は大きなタンクに繋がっており、お酒が発酵しています。
ちなみに、タンク内は二酸化炭素が充満し酸素濃度が薄く
酸欠(窒息死)に至る可能性があるため
仕込室にはたくさんの窓があるのだそうです。命がけ!
酸素濃度計を近づけてみると、速効、警告ブザーが!!^^;
仕込み室から外へ出ると、巨大なタンクがいくつも見えました。
書かれている数字は、90トン超・・・(澤乃井で見たタンクの10倍以上^^;)
1日2合ずつ呑んでいって・・・300年以上って聞いたかな・・・参りました。
ひととおり回って、最後に出荷工程。
こちらの酒造では、瓶は再利用をせず常に新品を使用しているそうです。
ココから旅立って行くお酒。
どんな人たちのココロを満たしていくのでしょう*^^*
さてさて、お待ちかねの、試飲タイム。
「ショールーム」 という、その名にふさわしいカウンターでいただきます。
(事務所の中だそうですが、きれいでおされーです)
試飲の経験済みイメージだと、1銘柄おちょこ1杯で終了・・・かと思いきや
現在あるお酒全て、いくらでも試飲可能だそうです。
飾り棚の装飾もおされー、特に販売陳列もない感じが潔いです。
(依頼すれば購入はできるみたいです)
上善をはじめ、女性を意識した商品が多い印象でした。
予め 「所要時間は約2時間」 と言われていたのですが
これも納得、の充実したひとときでした。
1日目の行程終了。駅からの送迎で宿に向かいます。
今回のお宿は 【湯元眺望閣 湯 居 間 蔵(ゆいまくら)】
"上質な大人の空間を味わえる" という、贅沢なお宿です。
客室は全5室。全部屋、源泉かけ流し付き客室です。
何しろ "上質な大人の空間" のため、13歳以下お断り。
ここ重要ポイント。
ウワサでは、『お忍び』 利用する方々も
いらっしゃるとか( ̄m ̄*
そんなウワサも納得の佇まいでした。
これからお忍び旅を検討中の方にはオススメしたい!!
ウェルカム時からはじまるおもてなし
普段味わえない贅沢感、満点です。
一番嬉しかったのは、室内に立派なマッサージチェアが♪
女将直筆の俳句和紙を開くと、ゲイジュツ的な前菜が並んでいました。
右はお魚料理。丁寧にひとつひとつ作られているのを感じます。
もち豚の鍋。にんにくと黒胡椒の鍋です。ダシ最高! ぐつぐつ♥
夕食時、食前酒として
湯沢限定の 「うまい助」 をいただきました。
次いで、選んだのは、珍しい海外向けの日本酒。
3種類あり、うち2つは国内でも呑めるそうですが
なかでもシルバーラベルのものは国内では流通していないとのことだったので
「COWBOY YAMAHAI tender」 にしてみました。(1合半ボトル)
・・・がしかし、さきほどの試飲やら盛りだくさんのお料理やらで
かなりお腹もココロも満たされていたため
自分で選んでおいて、少しで 「ゴメンナサイ・・・」 でした。
前菜からデザートまで、全てがゲイジュツ的でした。
重たいお腹をかかえ部屋に戻り、気付けば雪が降っていました。
本風呂タイム。まさに、雪見風呂でした。
温泉で温まっているため、窓を開けても寒さを感じません。
(こんなことやっていると、いつか湿気でカメラ壊すぞー・・・)
雪はだんだんと本降りになってきました。
さて、翌日どうなるか。 <つづく>
2015-03-17 00:00
nice!(26)
コメント(9)
上質なお宿!!雪見風呂、とっても感じのいいお風呂ですね。
いいなぁ、やっぱお宿も大事ー。
こういうお宿だと、お部屋でゆったりすごしたくなりますっ。
へぎそばに酒造見学、完璧です・・・。
いろいろなボトル、ラベルのお酒、楽しそうだなぁ。
雪の本降りも気になるです。
雪国育ちでないから、本降りにはウキウキしちゃいます。Σ(ノ∀`*)ペチ
by knacke (2015-03-17 08:51)
>knackeしゃん
わたしにゃもう、補助をいただかなければ出会うことのないお宿です。
今回はじっくり、充分に満喫することができました^^
(他にすることなかったのが一番・・・)
昼間っからお蕎麦で一杯、至福のひとときです。
はやく隠居してこういうおじいちゃんになりたい。あ、おばあちゃんか。
白瀧酒造のカラフルなお酒の瓶、写真だと見えにくいですが
つるつるではなくカットしたデザインなのです。ステキでした。
そうそう、雪がめったに見られないのでテンション上がりますよね〜♪
by Ja-Kou66 (2015-03-18 00:52)
この時期越後湯沢と言うとスキーですが、こんな大人時間を楽しむ旅行も良いですね~。
それにしても白瀧酒造さん太っ腹!流石ですね~、お気に入りのお酒に出会えましたか^m^
by hypo (2015-03-18 06:50)
なるほど、そういうことでしたか(^^)
贅沢なお宿うらやましい♡
新幹線ははるか昔、修学旅行の時に一度乗ったきり
ましてや二階建てなんて見たこともないです〜乗ってみたかった。
トワイライトエクスプレス&北斗星のラストランに向けて数日間
にわか撮り鉄していたら私も超久々に旅がしたくなりました。
そういえば私のブログって旅行の記事が1つもないんだな〜〜(^^;
by 市丸 (2015-03-18 13:57)
大人の空間でゆっくりのんびり美味しい食事に美味しいお酒(^O^)
これは最高に贅沢なひとときですねぇ^^
越後湯沢、スノボで何度も訪れて夕食時に「上善如水」もいただいてるのに【白瀧酒造】さんがそんなに近くにあるとは知らなかったです(*_*)
by ニッキー (2015-03-18 14:16)
まーー!!ぜいたく!贅沢!うらやましいっす!!
酒はいらないけど、試飲は楽しいし、工場見学は大好きです。
あーー!お上品なお宿に芸術的なお食事
挙句の果てに雪見風呂かいっ!首絞めたろか!と思うぐらい(笑)
by こいちゃん (2015-03-18 18:47)
>hypoさん
スキー、実はいまだかつてやっとことないんですよ( ̄o ̄*
(今後やる気もない)
工程でも、酒造会社によっていろいろ違いがあるのだなと思いました。
やはり、工場見学は楽しいですね♪
お酒は、種類ありすぎてもう、どれがどれだったか・・・(X_X)
>市丸さん
そういうことでしたー^^
贅沢なひととき、ちょっとした糧になりますね。
二階建て新幹線のMAXは、東北路線を除いて来年まであるので
まだまだチャンスはありますヨ〜( ̄oノ ̄*
(そういえば、ちゃんとした写真撮っておけばよかった・・・)
トワイライトの写真、すごいお上手ですよね。
わたしも見たかったなー、いや、乗りたかったなー。
旅は、今が絶好のチャンスかもしれませんよー♪
>ニッキーさん
贅沢な時間を過ごしてきました^^
実は、ゆったりできることが一番の贅沢かもしれませんね。
ワタクシ、お恥ずかしながら「上善如水」は石川を旅している時に
仲間うちで呑んでいたので、ずっと石川の酒のイメージでした-_-;
白瀧酒造さんは、東口出て徒歩3〜4分ってところです。
こんなに駅に近い酒造も珍しいですよね。
>こいちゃんさん
しめてーー((( ̄∀ ̄)))♪♪しめてー♪
工場見学は、お酒に関わらず楽しいところですよね。
小学生の時に社会科見学で行ったお菓子工場もまた行ってみたいなー
お風呂、ひとつだけ気になったのは・・目隠しされていたのか・・~_~;
(高台でしたが・・・夜に電気点けたら丸見えでないのだろーか)
by Ja-Kou66 (2015-03-19 01:07)
こんばんは。
越後湯沢で雪見酒と雪見温泉三昧ですか。うらやましい。
Maxとき、無くなっちゃうんですか。その前に行かなくっちゃ、ですね。
by sig (2015-03-23 19:32)
>sigさん
ああ、雪見風呂酒すれば良かったかなぁ・・・!
(お腹にも心にも余裕がなかったけれど^^;)
MaxときもMaxたにがわも、来年で廃止らしいですよ〜〜
わたしももう一度くらい・・・見たいなぁ( ̄ー ̄*
by Ja-Kou66 (2015-03-23 23:23)