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2010年流氷の旅(1/2)

念願の、「流氷をめざす旅」 をしてきました。

昨年6月 にも道東旅をしたのですが
 その際 「絶対 次は 流氷を!」 の気持ちが高くなっての再来。
思いついちゃってのひとり旅♪

今回は、釧路空港経由となります。
 そして当然のごとく、雪道運転の自信がないため ALL電車&バス の旅。
1時間に1本ないし、1日1本となる 「アシ」 をうまくつなげないと
 大変なことになります。そんなこんな計画中の時が一番楽しかったりして。
(団体行動は避けたく、パックには気に入らない行程が入るため、ALL個人手配しました)

この日の予報気温は、最低マイナス2℃、最高6℃。
 いざ到着していると、道路には雪は殆ど残っておらず…あまり寒くない…
むしろ、「寒い」 という表現よりは 「冷たい」 という感じでした。
(凍結の恐れのある朝晩を避ければ、レンタカーしても大丈夫なくらいでした)

100226_01.jpg 釧路駅からは、今回のスケジュールを
  組む際に初めてその存在を知った
  【SL冬の湿原号 (JR)】 にて、ゆっくり
 道中を巡りながら、標茶 (しべちゃ) 駅 を目指します。

 【SL冬の湿原号】 は、全席指定。
 乗車予定がありましたら、是非とも1か月前の発売日初日に
  購入することをおすすめします。
 その際、既に売り切れていたり、もしくは
  通路側のみしか取れなかった場合でも
 旅行会社が一斉に押さえている場合が多いそうですので
  ギリギリまでキャンセル待ちをすれば
   窓側の座席も空く可能性が高いです。
 (乗車の2週間から2日前くらいまでがキャンセルの狙い目です)
 そして、座席を選ぶ余裕があるなら 「前方向かって左側」!



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すごい・・・人の山。 【SL冬の湿原号】 今年、'10周年' だそうです。

車中にて、ボックス席周囲を
 チャイニーズトラベラー団体に囲まれつつ…いただいた '車内限定' 駅弁。
100226_04.jpg肩身が狭かったナリ…

車窓は雪景色が続きます。

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(左)小粒に見えるのはエゾシカ、そして…(右)誰かいる!!

茅沼駅 にて、こちらでは タンチョウヅル の餌付け をしているそうで
 毎年集まってくるそうです。

100226_06.jpgついでにカメラマンも集まってきます。


そして、標茶駅 からは、普通列車に乗り換え 川湯温泉駅 へ。

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1両編成のワンマン電車。アナウンスもバスみたいです。
「釧網線」は、北海道で3番目に古い路線だそうです。


川湯温泉 からは、今宵の宿(ウトロ) からの、お得な無料バス送迎 (要・事前予約)。
(釧路、標茶などからも発しておりますが、電車に乗りたかったのです♪)
この駅は、前回はレンタカーで素通りだったため利用しておりませんが
 硫黄山(アトサヌプリ) や 屈斜路湖 に 「最も近い」 駅となります。

100226_08.jpg今日も 「もくもく」 していました。

バスを待つ間、駅近くの 【スィート・ドゥ・バラック・カフェ】 にてブレイクタイム。

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「カマンベールチーズケーキ」
  with コーヒーのシャーベット。

 一番小さいケーキにしたつもりでしたが・・・
  濃厚すぎて自分にはちょっと合わなかったかな(^ ^;





お店をあとにしたところ、背後にサクサクと雪を踏む、誰かのついてくる足音・・・

振り返れば

わんこ〜〜!!♪

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ナデナデしたら、早々に去って行きました・・・


夕刻、ウトロ到着。波打つ海・・・流氷はひとつも見えナイ。。
 ホテルの方に伺ったところによれば
南風により北へ流れてしまったそうで、2週間くらい前は見事だったそうなのですが…

今回宿泊した「知床グランドホテル」
 バイキングが相当ヤバイ。。胃が、あと3つほど欲しい感じでした。

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そして、夜のイベント。

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 ウトロではこの時期、夜20時頃より

 【オーロラファンタジー】 という

 音響とレーザーを駆使した
  イベントを開催しています。


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藁を炊いた煙がスクリーンとなります。

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こちらもたくさんのお客さんで賑わいました。
(自分は重装備でしたが、氷の階段席で観るため、足下から冷えてきます)

道中、ヒグマに遭遇…100226_16.jpg…会場整理係をされていました。



そんなこんなで、夜は更けてゆくのでした。 つづく。

今回の旅画像は、PhotoBlog へ。


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宿在住のクリオネさん。

100226_17.jpg クリオネは、この時期
  流氷とともにやってくる生物なのだそうです。
 学名を 「クリオネ・リマキナ」
  和名は 「ハダカカメガイ」 という
 巻貝の一種だそうです。1cm未満!小っさ!

 …お食事中のクリオネさん、見たかったなぁ…

タグ:北海道 列車
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