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環境省パブコメ募集のお知らせ!

動物取扱業の適正化について
 環境省がパブリックコメント(国民の意見)を募集しています。
 (8月27日(土)必着です!)

ブリーダーやペットショップなど
 いわゆる 「ペットビジネス」 を行っている動物販売業者に対しても
動物を守るための唯一の法律 「動物愛護管理法(動物愛護法)」 が
 定められていますが、改正の見直しのチャンスは、5年に一度しかありません。

現在の日本のペットビジネスは、業者に対して都合のよい
 利益中心の無法地帯として、一部では年々悪化しているように思われます。
とある繁華街にあるペットショップでは、深夜でも灯りを煌々と点け
 大音響のなか、まだ親から離してはいけない齢の仔ネコや仔犬が売られています。
以前に見かけた頃より 「どうなのよ・・・」 と疑問に思っていました。
(立地的にも、お客がオネエちゃんにプレゼントで買ってくんだろうなー…みたいなスタンスです)

我が家ではそもそも
「ペットショップの子は、お金に余裕のある人が買ってくれる」
…という意識のため、まず縁の無い世界ではあるのですが…^^;

購入された方々の殆どは、当然ながら 命を育む意識 を充分に持ち
 本当に愛情を込めて接しているはずでしょうが
安易に 「販売」 ができる現状、安易に 「購入」 することも可能です。
 例え高価な血統書付きの子でも 「飽きた」 「思ったより大変だった」…などの
人間の身勝手な理由により、捨てられたり、あるいは保健所へ持ち込まれ
 あるべき命が次々と消されており、その数は想像を絶するものです。
同様に 「売れ残りの子」 の末路、残酷な運命が待ち構えている可能性も
 少なくはありません。 どれだけ安易なんだ・・・

彼らは、「賞味期限のある生産性商品」 ではありません。
 "命あるものを取り扱う" ことの、業者に対する緩い規則を見直し
より厳しい規制が施行されるよう、国民の意見を募集するものです。
(先進国の中でも、日本の 動物愛護法 はかなり遅れているのが現状です)

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「飼い主と遊んであげてるの。」

【参考までに その1】
One Action for Animals
上記にて、より分かりやすく説明してくださっています。
(意見書の出し方も分かりやすいです)
 「ペットショップから1匹買うとまた新たに1匹が販路に乗せられますが、
  保健所や保護活動をしておられる方から1匹譲り受ければ
  またその方は新たな1匹を保護することができます。」
…という言葉が胸を打ちました。

【参考までに その2】
拙い文章ですが、自分の意見書 も載せてみます。
文章が苦手、うまく表現できない方は 「その1」 も含めて参考になさってください。
「上級者向け」を作れる体力がなかったため
「中級者向け」意見書(意見項目数4つ)を使用しました。
(他の方の意見書を拝見していないため、見当違いの文章があるかもしれません)
(字が荒れてるとかそういうツッコミは無しでー!/最後から書き始めたので降順に荒れています^^;)

【参考までに その3】 ※リンク切れにより、リンク外しました
<7月21日の毎日新聞記事より>
「ネット取引は対面説明義務化 夜間の店頭展示禁止」
(※こちらは現在 「改正案の成立」 であり、改正された 法律 ではありません)

さらに、改正の賛否パブコメについては
 困ったことに 「ペット業界の組織票」 というものが大量にあるそう…
そりゃ儲けたい業者ならばまず反対するでしょうよ…


意見書はすべて、8月27日(土)必着 です!
 少しでも多くの力が集まり 「改善」 が叶うことを望みます。


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そういえばわし、ほんのりとそれなりの資格保有者であった・・・
 こんな時くらいは少しでも率先してお役に立てないと〜〜


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なまずコロネ・・・いや、やどかりコロネ・・・だったかな・・・
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