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ばくちゃんのこと

甥っ子ニャンコ、ばくちゃんのこと。

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 2013.1.1_我が家(旧宅)での合宿中のひとコマ
 ・・・ソーラー充電中・・・


11日の夜9時前、兄の腕に抱かれながら、ねこの天国に旅立ちました。


ここのところ状態が悪く、毎日の通院が続いていたそうです。
 腫瘍の方は小さく維持できていたそうなのですが
抵抗力が落ちている影響もあってか
 中でも厄介な "FIP"(猫伝染性腹膜炎)を発症。
(諸々キャリアだったのだろうということです)

今現在の日本のペット医療では、FIPは、発症すれば治療ができません。
(しかも若いほど症状が悪化しやすい)
 本来、インターフェロンとステロイド剤で対処するしかありませんが
ばくちゃんはそもそも腫瘍でステロイドを使用しています。
 それでも発症したのですから、それだけ抵抗力が弱っていたのでしょうか。
インターフェロンを投与しましたが、すでに食べられず、黄疸症状も出ており
 ヤマかもしれない・・・そんな連絡を受けたのが当日の昼間・・・

誰もが、まさかこんなに早く…なんて思いもしなかったくらい
 あっという間のことでした。



あいにく、兄家の面々(ヒト)は、ふたりとも仕事が詰まっており
 兄は夕方から職場戻り。そして、なんとか先に帰れたのも兄のみ。
ばくちゃんは、それまで待っていたのでしょうか。
 先に帰った兄の膝に乗せられると、それで安心したかのように
  一度だけ呼び名に応えてから、静かなる眠りにつきました。
相方さんは・・・残念ながら間に合いませんでした。
 でも、ひとりでもお見送りすることが出来て良かったです。
お姉ちゃんの ちろたん が、ずっと傍で寄り添ってくれていたそうです。
 "ちろたんの奇跡" は発動しなかったかー…


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 2012.12.31_我が家(旧宅)での合宿中のひとコマ
 「ココロ姉ちゃんのお皿の中身の方がいいな…」この時はまだキトンでした



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 2013.1.3_我が家(旧宅)での合宿中のひとコマ
 ・・・大好きなちゃー兄ちゃんと・・・



本日、我が家の歴代も眠るペット霊園にて、葬儀を済ませてきました。
 我が家の先代・ルビ同様、ばくちゃんはとてもきれいな姿をしていました。
骨は、まだ成長期だったため、思ったほどの量はありませんでしたが
 長い尻尾の骨はきれいに残りました。(薬の影響は受けていないそうです)
旅立つばくちゃんの手には、兄の希望により
 ちゃー兄ちゃんとのツーショット写真を持たせてあげました。
(添えるのは、花・餌・紙類以外、ダメなのだそうです)

知らせの電話を聞いた時、怖い反面、少しホッとした自分がいます。
それは、もう苦しむことはないから、ばくちゃんにとっては良かったことなのだと。
 最期はルビ同様、静かに…苦しむ姿もなかったそうです。
いっとき のこと以来、覚悟してのことではありますが、よくがんばりました。
 でも、一番の若手が一番に旅立っちゃうだなんて・・・


我が家では、計3回の 合宿 を行いました。
 ちゃー坊とあんなに仲良くなるなんて。(悔しいくらいに・笑)
眠れぬ日、一緒に夜明けの月が沈むのを眺めたりもしました。
2012から13年にかける年越しも我が家で。
合宿中、生まれて初めての 大雪見物 も体験しました。

実は・・・
  引っ越し後の新居にて、合宿を再開する話になっていたのですが
  結局は、その翌日に悪性腫瘍が発覚し、実現は叶いませんでした。
その時の母の口から、意外なひとことが。
「(今回の合宿で)本当にウチの子になる予感がしてた」 と。
まぁ、兄も今さら手放さなかったでしょうけどね^^;


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ばくちゃん= 爆丸(ばくまる)、約1歳と4ヶ月。
 ねこの天国では、余すこと無く "爆" のごとく大暴れして良いけれど
あんまりみんなから怒られないようにね( ̄ー ̄;


ご心配、お気遣いをいただいたみなさま、ありがとうございました。
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