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仙台旅《ボラ編・2日目》

被災ペットボランティア活動に参加してきました。
(写真撮影およびBLOG記事への掲載許可をいただいております)

仙台市内にある 【dogwood】 にて、ニャンコのお世話ボランティア2日目です。

(被災ペット/ニャンコのお世話ボランティア
 《1日目》編は ⇒コチラ  )

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本日は、珍しく 'ニャンコお世話隊' の多い日だったようです。
 自分は、(一番楽な?)ネコカフェ部屋をひとりで任されました♪

「おはよう〜^^」
・・・と入ると、わ〜っと寄ってくる子が・・・う、嬉しい・・・
2回目ともなるとコツも掴めたもので、ちゃっちゃとお仕事を済ませます。
(自由なだけに、朝は荒れ放題なんですよね〜)

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そして、遊べる時間を増やしてスキンシップタイム♪♪

早々に雨模様となってきました。
 ワンコの方は、雨が降ると大変そうです…ぬくぬくしていて申し訳ない。。

この部屋は、ひとりを除いて全員女子です。
 ケージに入った男の子は、他の子をいじめるため隔離しているそうですが
その子自体、とても甘えん坊のやんちゃっ子で
(飛びかかるのを実際に見たら危ないなーとは思いましたが^^;)
 早い話、我が家のちゃー坊を、ちょっとだけ激しくしたような感じです。
これは、暴れさせてあげないと。

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消耗品の入っているケージの奥の方に
 支援でいただいたらしきおもちゃが、いくつか入っていました。
外に出ていたのは、もうボロボロのもの。
 なんだ、あるんじゃない、と
我が家の面々も大好きな種類の新品をおろさせていただき
 全員をほどよく飛び回らせて全身運動(自分含)で遊びました^^
よって、お昼頃には皆グッスリ^^

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そして今度は、我々のお昼ご飯の時間。
 昨日は、まかないの炊き出し?をいただきましたが
ちょっと自分には合わなかったようです…(ゴメンナサイ…)
 よくよく考えれば、【dogwood】 には併設のカフェがあったではないか!
せっかくの機会ですから、事前にリーダーに話しておき
 そちらでランチを摂ることにしました。

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ワンコ同伴可能のカフェです。
 我々以外は皆、ワンコ連れでした。
(中には預かりの面会もあるようです)

「じゃあ…我々も…
 隣からニャンコ連れてくるかねぇ?」
 …な〜んて話したりしつつ
  美味しくいただきました^^
(ちょこっと見える黄色い液体はナイショ…)


部屋へ戻ると、充電完了した皆の "キラキラ光線" が目に染みてきます。
 これは…どう考えても 「遊んで」 って言ってるぞ…
そこで脳裏をよぎったのが、我が家の3ニャンズ。
 こうやって遊び倒すから、「遊び前提の人」 になってしまうのだろーな。。

今回は幸いにも充分な人手があったようですが
 日によっては、3部屋を1人で担当する日もあるようで
その場合は、個々のニャンズに構ってあげられる余裕もないそうです。
 そのことを考えれば、遊びに馴らすとかわいそうな気がしないでもないのですが
だからこそ、遊び倒しても良いのかな、と。

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皆、遊び疲れ、お昼寝タイムになりました。
 自分も満腹と寝不足でウトウト…ちょっとコッソリうたた寝…^^;
小さな脚立を椅子代わりにしていると
 いつの間にかその間に入り込んで寝ている子や、顔のそばで寛ぐ子。
幸せな時間を過ごしました。
(友人には 「その構図を撮りたかった」 と言われました^^;)

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そして、他の部屋の子たちにもご挨拶をしたり
 数ニャンだけですが爪を切ってさしあげました。
この頃になると、他から遊びに来てくださるボラさんもいます。

飽くまでも 皆、ひとさまのお宅の子なので
あまり細かいことはここには記せませんが、訳ありニャンコも多々おります。
 治らない病気の子、手術をした子…
 1年経った今でも警戒心が消えず心を閉ざしている子…
 ストレスで自身を傷つけてしまう子……

たくさんの子たちが、飼い主さんの迎えを待っていますが
 人ですら 「帰りたくても帰れない」 状況の方も大勢いらっしゃいます。
迎え入れたくてもできない人たちが多いのも事実。
 よって、現在残されている子たちが家族の元へと帰れる可能性は
なかなか難しいのが現状かもしれません。。
(中には、そうでないのに引き取りをされない方もいるようですが…)

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気づけばあっという間に、夕方のお仕事の時間となりました。
 こちらもさっくり済ませてまた遊んであげようと思ったのですが
またまたバス時間ギリギリでドタバタとなり
 時間が足りなくなってしまいました…(泣

最後、駆け足で皆にご挨拶に回りましたが
 こちらが里心付いてしまったようで、もう切なくって切なくって。
それでも、お世話はとても楽しい2日間でした。
 機会があれば、また皆に会いに行きたいところですが
被災しても救われた命。彼らのことを思えば、少しでも早く多く
 ご家族に引き取られて数が減っていることを願って止みません。
だから、「またね」 とは言いません、「元気でね」 と^^


バスは乗り遅れると1時間後…のため、余裕を持って出たのに
 到着は予定時刻より15分オーバー。寒くて鼻が湿ります。。
だったらもっと、皆と戯れていたかったよ・・・


*-*-*-*-*-*-*-*

我々は2日間だけの参加でしたが、それでも助かるというくらい
 現状、お世話をする人数が足りていないようで(冬場は特に…)
今後も、ボランティアに来てくださる方がおられれば
 大変ありがたいようです。(随時募集中っ!)
支援物資よりも、人手の方が不足しているようです。

我々は仙台駅周辺でホテルを取っておりましたが
(それはモチロン、夜の '飲食' 活動のため…)
現地泊も可能だそうです。各食事も希望者には提供されます。
近くにはコンビニもあります^^(ここ重要!)
(※ボランティア活動をされる方は、ボランティア保険加入 が望ましいです)

ニャンコとは遊び放題ですよ〜〜♪


ちなみに・・・実は被災ペットの保護施設は
 神奈川県などにもあるそうです。(気づいたのはその後^^;)
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コメント 9

のらん

2日分、まとめ読みになってしまいました^^;
みんなご家族のお迎え待ち、なのですね~
でも、1年、ずっっっとケージの子もいると思うと切ないです。
そして、これがウチの3匹だったら、どうなるだろう・・・と身につまされます。
noranは確実に「心を閉ざしたままの子」になってしまうわ~(/_;)
by のらん (2012-03-28 12:52) 

hi−ragi

訳ありにゃんこほど、家族の元に出来るだけ早く戻れると良いのに…
このその他大勢の中で、心細い思いをしているのだろうな、、、
 でも、元気に遊んで運動して、ぐっすり眠れたにゃんこ達は
充実した日になったでしょうね。そして、元気でね!なのですね。
 三重県でも被災ペットの活動している様です。
検索してね⇒ 「みえ東北わんにゃんレスキュー」
by hi−ragi (2012-03-28 13:50) 

こいちゃん

徳島は神山動物愛護センターで被災地のワンコを預かりつい先日譲渡を済ませたようです。
あちこちで頑張っておられるようで、ボランティアの方には頭が下がります
by こいちゃん (2012-03-28 19:36) 

こいちゃん

nice反映されず。。コメント送信すれば「サーバーにエラーが・・・」で
出直してくるとコメント消えてますやん、送信受けてくれへんのかいっ(笑)

徳島は神山動物愛護センターで今年に入ってやっと被災地のワンコを預かり先日譲渡会を済ませたと聞きました
本当にボランティアさん方には頭が下がります
by こいちゃん (2012-03-28 19:43) 

兎猫

現地でのボラ、お疲れ様です。
ありがとうございますm(__)m
2日分、ガッツリ読ませていただきました。(ナイショの液体もww)
さすが猫使い!もうすっかりにゃんずを虜になさってらっしゃる♪
元気に遊んで、遊び疲れて眠る幸せをたとえたまにでも、してあげたいですね。
1年経って、ボラさんも減っていると聞きます。
にゃわんにとっての1年・・・長いですよね。
多くはケージなどの限られたスペースで暮らしてきたかと思うと、
もっとどうにかできなかったのかと、非力ながら思ってしまいます。
ヒト用仮設抽選時に一部はにゃわん可とか、できなかったのか?とかね。
仮設という状況がいつまで続くのか・・・その間を考えると切なくなります。
ヒトの仮設は延長が検討されるようですが、行政には同時に彼らの事も考えて
欲しいものです。
by 兎猫 (2012-03-28 23:09) 

Ja-Kou66

>のらんさん
いえいえ、ご訪問ありがとうございます^^
中でも、「完全にヒトがダメ」な子は、幕を外すと怖がるので
日中もケージにかけたまま、しかも一日中殆ど、じっと動かず…
食事も、ヒトがいる前では食べない…とのことで
この様子を見ていると、果たして
飼い主さんにも慣れていたのかなぁ…?なんて…。
こんな毎日だと、この先も可哀想です。。


>hi-ragiさん
多頭飼いの方が多く、すでに現在手元にいるという噂もあり
「こっちの方が先じゃないの?」なんて子もいましたから…
ボラさんたちにも、それぞれ思い入れのある子がいるようで
「基本飼うのは無理だけど、ここの子なら考える」
…なんて人もいました^^
(ネコカフェ部屋も、最初はケージ部屋だったそうです)
他県でもがんばっていますね!
政府等も少しは血の通った動きをしてほしいものです…ε=(・д・`*)


>こいちゃんさん
各地でさまざまな活動があるのですね〜
ホント、保護活動をされている方々には感服です。。
nice!ポチは、その場で反映されないこと多いですよね。
で、もう一回押すと「あなたはすでに…」の文字が。時間差攻撃?
そういう時には、「押されたもの」という前提で終了しています^^;
コメントが出て来ないのは困りますよねぇ。
もう一回入れるのか、おいおい反映されるのか分かりませんから。


>兎猫さん
ありがとうございます。
がっつぃり遊んできました!…ん?
遊びも、自由部屋だったからこそで、ケージ部屋ですと
一斉にも出せないし、マンツーやっている時間もないし…。
1年…ヒトにしてみればあっという間ですが
ワンニャンにとっては、年齢として考えれば
7年くらいの感覚になりますから、やっぱり長すぎますよね。
全体的に、ボランティアさんも日に日に減ってきている、と
わたしも聞いています。
ここでも、殆どの方々が顔なじみの常連さんばかりのようでした。
近辺の方ももちろんいらっしゃいますが
同じ横浜からだったり、静岡だったり、遠方の方も多いです。
ボランティアされるだけに、皆、気遣いができてやさしいんですよね。
(若い衆は元気一杯すぎて…^^;)
政府には…今さら動物の対応はムリかもしれませんね〜
大切な国内の人間への対応ですら中途半端ですもの…
by Ja-Kou66 (2012-03-28 23:50) 

市丸

お疲れさまです。
何かしたいと思うだけでなく行動に移したJa-Kou66さんには
頭が下がります。
1年経っても迎えに来られない飼い主さんの心情もお察ししますが
猫さんたちがストレスなく過ごせるよう祈るばかりです。
by 市丸 (2012-03-29 20:36) 

土芽

ボランティアお疲れ様でした。
どのにゃんもかわいいこばかりですね。
被災された飼い主さんもにゃんこも色々大変ですよね。
どちらも寂しい思いしてるのかと思うと切なくなります。
一日も早く一緒に暮らせるようになることを祈るばかりです。

by 土芽 (2012-03-29 21:06) 

Ja-Kou66

>市丸さん
ありがとうございます^^
いえいえ、友人にくっ付いて行っただけですし
殆ど苦労もなく、遊びに行ったようなものなので
褒められたものではございません…^^;
いづれ近いうちに、全ての子たちが帰宅できると良いのですが
それまでのこの先一日一日が…気になるところです…


>土芽さん
ありがとうございます^^
ここの子たちは、器量も性格も良い子が殆どだったように思います。
ちょっとイメージとは違っていました^^;
でもそれは、ボラさんたちの温かい接し方ゆえなのかな…と。
本来は、訳ありニャンコたちの方が
現状を示しているのかもしれません…皆、早く帰れると良いなぁ…
by Ja-Kou66 (2012-03-30 00:26) 

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