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マーロのホルモン

マーロ、病院送りの巻。

ここ1〜2ヶ月のうち、マーロに異常とみられる症状が見られはじめました。

1)ものすごい食欲
 (でも太らない。時間が経って一気にゲーしてしまうときもある)
2)早朝ウロウロ ←これは元々・・・
3)前後の足、および腹部の薄毛(ほぼ左右対称)

特にここ数日間での(3)がひどい。
 2週間前くらい前に、足のあたりがちょっと薄い?・・・と思ったのが
今では結構目立つ感じになってきました。
 もしかして、甲状腺関連か?・・・と思い、病院検査を行うことに。

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(薄毛の写真ではありません・・・)

かかりつけ獣医さんに、まず電話で状態を話したところ
 まず真っ先に言われたのが、「副腎皮質の方かも」 と。
そして検査を行い、後日、結果を聞きに行ったところ
 やはり、副腎皮質刺激ホルモン 値の異常が出ました。(甲状腺機能は正常)


副腎皮質刺激ホルモン(以下 「ACTH」)とは
 脳の下垂体から分泌されるホルモンのひとつで
ここから命令を受けて、腎臓の上にある小さな副腎から生成される
 コチゾールなどの 副腎皮質ホルモン の分泌を促します。
(ちなみに、ネコの下垂体の大きさは5mmもないくらいだそう)

コルチゾールとは、ステロイドホルモンの1つで
 代謝を正常に保ったり、炎症を抑制・緩和させたり
体内のバランスを保たれた状態に維持するよう働くものです。
 過度なストレスを受けると分泌量が増加するため
ストレスホルモンとも呼ばれるそうです。

 <コルチゾール値の異常>
 高 → 高血糖、免疫力の低下、筋肉・骨の形成の低下、うつ病
 (『クッシング症候群』、『副腎皮質機能亢進症』、脳下垂体腫瘍など)
 低 → 低血糖、炎症が起こりやすくなる
 (『アジソン病』など)

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(薄毛の写真ではありません・・・)

通常であれば、副腎皮質ホルモン の血中濃度が低下すると
ACTH が分泌されて副腎を刺激し、皮質ホルモンの分泌を促進させるものです。

一般的な ACTH の正常値は、4から36。
 マーロの場合は、342。(最高値の約10倍・・・)
これは、「命令が出すぎている状態」、ということになります。



今回は、副腎皮質の異常を調べる 「ACTH刺激試験」 を行いました。
 本来であれば、ACTH の値が上がれば、同時にコチゾール値も上がるはず・・・
それなのに、なぜかこちらは正常値。

亢進の場合は、糖尿病に近い状態になるようですが
 血糖値もコレステロールも正常値。腎・肝機能も全て良好。


今回の場合は、ACTH 値だけの異常のため、何とも言い難い状態。
 そもそもが急性的ではなく、時間を経て慢性的に異常値になるもののようです。

これだけ命令が出たにも関わらず、コチゾール値は増えずに正常範囲内。
 たくさん出された命令は一体どこに・・・と思いましたが
要は、身体が命令に 「気づいていない」 状態。
 あまりに命令を出しすぎて、反応できなくなっている・・・
つまり、すでに慢性的化している・・・という解釈のようです。

現状では治療法もないため、今後の血液検査での様子見となりました。

次回は1ヶ月後。ここから状況に応じて伸ばしていくことに。
 ヒトの3ヶ月ほどがネコの1年となるため
  しばらくはこまめにした方が良さそう。


※毛は、ごそっと抜ける訳ではなく、気づけば薄毛という状態です。
 そもそも足が長くて細いので、より痛々しく見えます・・・女の子なのにっ!
(病院でハゲ写真撮られました・・・かわいそうになぁ)

【MEMO】
9/2マーロ体重:3.26kg


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別の日、気になっていたお蕎麦屋さんに行きました。

「富士山もり」が有名な某店です。
(誰も頼んでいなかった・・・)

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通りがかるとき、いつも混んでいる様子で気になっていました。
・・・いざ=3
お昼どきをちょい外したのですが、大盛況。
 割と台数の入る駐車場でしたが、入庫待ち状態。

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期待していましたが、お蕎麦はまあ、ふつー・・・だったかな。
 古民家の長屋っぽい雰囲気はとてもよかったです。


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(花のみピンポイント撮影)

白とピンクのサルスベリがお見事でした。
 この花は、開花期間が長く楽しめますね。
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