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脆く脆く…

先週金曜の夕方、勤務先に続く通りで ノラにゃんこに会いました。
くしゃくしゃな顔をしていたけれど、わたしと目が合うと
甘えん坊なかわいらしい声で、目を細め「みゃん」と、ひとことだけ鳴きました。
 特にあげられるものは何も持っておらず、そのままバイバイ。

そのにゃんこちゃん。
今朝、その通りの電柱の脇、強い陽射しの当たる
 やや目立つところに 放置された状態で亡くなっていました。
ここは、一方通行で細く、見通しの悪い通りであるにも関わらず
 スピードをあげたまま走行する車が多く、人通りの多い横断歩道前でも
 徐行するどころか、通行人に対しクラクションをがんがん鳴らし
 挙げ句の果てには、逆走車までいるような無法地帯。
夕刻、同じ場所を通ると そこにはもう彼(彼女)の姿はなく、少し赤い痕が残っていました。

彼らは、その日その日を生きることだけで精一杯なのに
 本当につまらない一瞬のことでも、命はあっという間になくなってしまう。
もしかしたらあの日、わたしが何かをあげていたら、違う行動をとって
 このタイミングに死ぬこともなかったんじゃないか…とか
 「ならばお腹を満たしてあげれば良かった」…とか
  そんなつまらないことすら思ってしまったりもする。

後付けで心を痛めたって、結局は、単にそんな自分自身に酔っているだけなのかも?
悲しいと思っても、時間が経てば小腹も空くし、眠くもなる。やがては忘れてしまう…
 自分も含め、ヒトは 自己満足・エゴのカタマリなのかもしれない。

そんな直後に、また訃報を受けるというダブルパンチ。
 電話越し、うまい 声の掛け方もわからない。
 自分の、全くもって何もできない無力さ、切なさMAXです。

 

後から見返してまた嫌ーな気分になるので、残すのもどーかと思うのですが
 されど日記。いちお、跡付けておきます。

暗いなーっちくしょーめ!(≧_≦)


*****追記*****ドロドロしていて書き漏らした…。
天に召されたニャンコは、川にミルクが、木にはツナが成っている 天国の一部に行き
 地上で幸せじゃなかったニャンコは、そこでは幸せに暮らすことができるとか。
…まあまあ、そういうことにしておきましょうかね。


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